(ちょっと長くてすみません)
私が20年以上前にパソコンをならったころ、ワープロのほうがかなり主流でした。
同じ形をしているので、素人の私には区別が分かりませんでしたが、その時の先生が、「ワープロはタイプライターの進化形、パソコンは電卓の進化形」という表現をされました。
なるほど、と思いました。
他にも断片的にしか覚えていませんが、本体とディスプレイについて、「テレビとビデオデッキのようなもの。デッキはテレビがなくても録画できるんですよ。でも、テレビがないと撮ったものが確認できません」(人間が目で見て確認するため)
また、「パソコンは正しく命令を与えれば、キッチリとこなします。留守番するように、っていえばしっかりやります。でも雨が降ってきたとき、洗濯物を取り込んではくれません。あなた方なら(畳むまではしなくとも)取り込みますよね。
パソコンにそうさせたい場合、『もし、雨が降ってきたら、洗濯物を取り込みなさい』という命令を与えておく必要があります。」
(各表現とも、それぞれ割愛してあります)
Windowsもなかった時代に、全くの素人の私に、非常にわかりやすい比喩をもって教えてくださいました。
本題ですが、現在私は、シニアの方向けのパソコン講師をしています。
ASUSのパソコンのちょっとした不具合のために、コマンドプロンプトを開く必要が出てきました。
コマンドプロンプトがどういうものなのか、具合のいい比喩で表現したいのです。
MS-DOSだ、コマンドだ、プログラミング言語だ、なんてことは一切必要ありません。
ザックリと、こういうためのものなんだ、ということをお話したいのです。
ちなみに、シニアの人たちは、WindowsとOfficeの違いすら分かっていません。
別にバカにしているわけではなく、何回言ってもよく分からないみたいですし、別段必要のない知識です。
このことは分かっていなくても、パソコンの操作に関係ありません。
(何かトラブルが起こった時にはバージョンとか必要でしょうが、修理業者に任せれば済むことです)
ともかく、日常を取り入れた、小気味のいい表現はないでしょうか。
(そもそも私自身がコマンドプロンプトを十分理解していないので、比喩が浮かばないんです)
よろしくお願いします。
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